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Photo: Laphroaig Distillery: Port Ellen Distillery

本日は晴天なり

Starter 朝から天気がいい。風が少しあるが昨日に比べたらどうってことはない。ホテルのDiningの窓の向こうには美しいLoch Indaalが広がる。
これはBreakfastが更においしくなる。しっかり食べて今日一日を楽しもう。本日のメニューはスタンダードなScottish Breakfast。

Cooked Dish 今日は10:15のバスでPort Ellenに移動するつもりだったがせっかく天気がいいのでもう少しBowmoreの写真を撮ろう。宿も決まっているので問題はない。

一期一会

Bowmore DistilleryBowmoreのキルンからは煙が出ていなかった。昨日がこの天気だったらきれいだったのにねぇ。なかなかうまくはいかないものだ。

Bowmoreのシンボル、Round Churchしかしそれだからこそ、この一瞬を後悔することのないように最善を尽くしてシャッターを切らなければならない。写真というのはとても奥が深い。

Bowmore HarbourMain Streetに面したみやげ物屋、"C & E Roy"でいろいろと見ていたら、突如日本人の団体が入ってきた。どっかで見たことのある人がおると思ったら日本では有名なウィスキーライターのT氏だった。外にはCaol Ilaで見た観光バスが停まっていた。
あっ、そういう集まりか。あまりいっしょになりたくはない団体だな。今日はBowmore蒸留所を見学するのだろうか。

空港近くのピート採取場さてと、そろそろ次の目的地、Port Ellenに向かうとしよう。
11:07のバスは10分程遅れて到着。BowmoreからPort Ellenまでの間は空港以外何もない。ただ羊がいるだけ。空港周辺はPeat採取場となっている。

The Trout Fly Guest HousePort Ellenのキルンが見えてきた。だけどなんか寂しい。写真で見た赤い屋根の大きなキルンが見当たらない。もう、取り壊されたようだ。蒸留所だけではなくIslayのシンボルのような建物がなくなったのは非常に残念だ。
Port Ellenのバス停からすぐのMain Streetに面したところに、予約してもらったGuest Houseはあった。ここなら港からも遠くない。ダブルの部屋なので広いしシャワールームもある。でももっと広い共同のシャワールームがあるのでそちらを使うとしよう。

過ぎ去りし過去

Port Ellen Distillery一息ついてPort Ellen蒸留所に向かう。ウェアハウス以外はだんだんと建物も少なくなっているようだ。残った2つのキルンが寂しそうだ。

Port Ellen Distillery大きなPeat置き場がIslay全蒸留所にMaltを供給していることを裏付ける。

Old HotelPort Ellenの町は宿は多いけどレストランやPubは少ないようだ。White Hart HotelにレストランとPubはあるがあとはインド料理店とPubがもう1軒あるだけ。そしてあまり活気があるようには見えない。随分と前に閉鎖されたようなIslay Hotelの建物が残っていた。

Ardview Inn時間があったのでPubで休憩後、Laphroaigへ向かう。1.5kmぐらいなのでどうってことはないだろう(と安易に考えてえらい目に遭うのだが・・・)。しばらく歩いたところで後ろからバスが来た。そうか、Ardbeg行きのバスがあったのか。乗ってしまおう。手を上げればどこでも停車してくれる。偶然にも昨夜一緒に飲んだBarmanのM君が乗っていた。同じくLaphroaigに行くとの事。

強烈なSmoky Flavorの歓迎

Laphroaig Distillery蒸留所の前でバスを降りる。魚を焼いているような臭いが辺りに漂う。これってPeatを燃やしてる臭い?それにしては臭い。ごみでも燃やしているのかなと思って蒸留所に近づくとキルンからは煙がもうもうと上がっていた。はっきりいってこれは臭い。

煙を上げるキルンReceptionへ行って受付を済ます。インターネットを使って予約をしておいたので受付はスムーズだ。今回感じたのだけど、どこの蒸留所へ行くにも前もって連絡をしておいたほうがいいように思った。

Swan in Loch Laphroaig開始時刻まで少し時間があったので屋外のベンチでくつろぐ。今日は天気がいいので気持ちいい。Loch Laphroaigには白鳥が気持ちよさそうに泳いでいた。ちなみにこの湾は底にPeatが堆積しているようだ。

広大なMalt Barn14:30の見学ツアーは最終的に15人ぐらいの人数になった。Laphroaigもすべて写真を撮ってもいい。Islayの人はVisitorに対してとても親切だ。これからも期待しよう。 広いMalt Barnではモルティングが行われていた。これだけ広いと大変だと思う。隣接したキルンは強烈な煙が立ち込めていた。これがLaphroaigの味の元だな。

Pot StillMash Roomでは発酵中のウォートをなめる。ちょっと甘いがスモーキーフレーバーはちゃんとある。
Pot Stillはノーマルなものだった。Laphroaigの味の基本はPeatと水にあるのかな。

ガイドのJack Dunford氏見学が終わり、Shopで試飲タイム。スタンダードな10年モルトだがSmokey Flevor漂う蒸留所で飲むLaphroaigはいつもと全然違う。
そしてLaphroaig friend club Memberに証明書とミニチュアがプレゼントされた。私も行く前に入会していたのでもらった。次回は自分の場所に旗を立ててくるとしよう。
Shopでいろいろと小物を求める。ピンバッチが非常に美しい。何かモルトを買おうと見ていると、ガイドしてくれたJack Dunford氏が、
"先日、日本人が40 years oldを4本買っていったぞ。"
と言っていた。また某団体さんだろうね。
でも400ポンドもする酒は通信販売したほうがいいような・・・送料よりも消費税が高くなるし・・・。

人間は考える葦である・・・ただし例外もいるはず

美しいLoch Laphroaig行動を共にしたM君は最終バスに乗るため、一足先に蒸留所を後にした。私はもう少し写真を撮りたかったので残った。Scotlandの道は甘く見てはいけないというのは3日前に学習したはずなのに・・・いや、でもアマチュアとはいえカメラマンだ。撮りたい写真があるのに帰れるか!と妙なこだわりがあった。

Scotlandのワラビ地図上で見ると蒸留所からPort Ellenの町まで2kmぐらい。比較的まっすぐな道路なので大丈夫だと思っていた。3日前には6kmを歩いている。それに比べたら軽い軽い・・・。
しかし自分の学習能力のなさにあきれてしまった。そう、細かいUpdownまでは地図では読み取れない。しかもPort Ellenの町近くに多いので更にしんどく感じる。明日は最終バスに乗るようにしよう。

本日のスープ夕食はWhite Hart HotelのRestaurantで食べる。今日のSoupにPan Fried Salmon Steak With Lemon Butterをオーダー。

サーモンステーキでっかいSalmon Steakはことのほかおいしい。Scotlandに来てSalmonは外れがない。
そして食後はLaphroaig 10 years old。究極のデザートだったことはいうまでもない。