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自然に守られる島

Scottish Breakfast朝から曇っている。いや、これはとても濃い霧だ。船は運航されるのだろうか。ちょっと心配だ。まぁ、何とかなるだろう。Port Ellenでの最後の朝食を楽しむ。

朝食後、宿のご主人にお礼を言ってフェリー乗り場に向かう。船はちゃんと出航準備をしていた。すぐに乗船となったがWhiskyが入っているバッグは重い。タラップを上がるのが大変だ。結局Islayでフルボトル3本にハーフボトル4本(ミニチュアも少々)買ったからなぁ。

霧に覆われるPort Ellenの町フェリーは時間通り、9:45に出航した。出航後、3分ぐらいでPort Ellenは霧のため、見えなくなった。船から蒸留所が見えるかなと思ったがこれじゃ全く無理。船も汽笛を鳴らして慎重に進む。
船では昨日、Bruichladdichで会ったグループといっしょになる。

目指すはKintyre船にはPubもあるのだがこの時間帯は営業していない。持っていったスキットルのTeachersにMDに録音したBeatlesで時間を過ごす。
天気も徐々に回復してきたようだ。

港はまだ?KennacraigはKintyre半島を分断するような入り江、Loch Tarbertにある。陸地が見えてもすぐには着かないが船から見る美しい風景が楽しませてくれる。

IslayとKintyreを結ぶCaledonian MacBrayne船は予定通りにKennacraigに到着。もう少しいろいろあるのかと思ったら、フェリーの事務所以外、何もない。ちょっと日本やったら考えられない。

フェリーの事務所12:30発のCity LinkのCoachでCampbeltownに向かう。右側は海、左側が山という美しい風景の中、バスは走る。海は波が結構高い。サーファーが集まるポイントもあるようだ。山の緑はIslayより濃いような気がする。牧場には子羊や野ウサギが遊んでいるのが見える。

Whisky Capital, Campbeltown

Campbeltown Loch1時間程でCampbeltownに到着。思っていたより大きな町だ。さっそく予約しているWestbank Guest Houseを探す。今日は日曜日なので閉まっている店も多い。Pubは結構多いみたいだ。

West Bank Guest House5分程歩いて、Guest Houseに到着。窓からLongrow ChurchとSpringbankの煙突が見える。しばし休憩後、町歩き開始。少ない情報を元に失われた蒸留所の建物を探す。だが古い建物が多いのでどれが蒸留所の物かわかりにくい。

Benmore DistilleryBenmore蒸留所の建物は大きいのでわかりやすい。現在はWest Coast Moter Services社のバス車庫となっているが、かつてはCampbeltownで最初にパゴダ屋根を設置した蒸留所だっだ。モルトキルンだった建物はそのまま残っている(ただし外見だけ)。

Glen Scotia DistilleryGlen Scotia蒸留所の横を通った。窓が閉ざされ、長い間使われていないようにも見える。やはり閉鎖されたのだろうか・・・

CambeltownのPub Street町歩きをすると必ずPubに行き当たる。CampbeltownはPubの数も多い。Argyll Hotelの並びの3軒程Pubが並んだ1軒に入る。日曜日なので地元の人で満員だった。テレビではちょうどF1をやっていた。やはり応援するのはDavid Coulthardだろうか。でもJenson Buttonも人気があるみたいだ。(サンマリノGPはButtonが2位に入った)

Glengyle DistilleryGlengyle蒸留所は1925年に閉鎖され、ほぼ完全な状態で残っていたものをSpringbankが改装し、新しい蒸留所として今月から操業が開始された。さすがに新しいだけあってきれいだ。

Glebe St.LongrowとGlebe Street周辺には10数ヶ所の蒸留所があった。Glebe Streetにはまだ古い建物が多く残っており、倉庫のような建物はすべて蒸留所のものじゃないのかなと思う。また、このストリートはWarehouseを壊してできた石材を砕いて敷き詰めたという。

霧のCampbeltown Loch日も西に傾き、海からの風にのって霧が出てきた。Paul McCartneyの曲(Mull Of Kintyre)にある"海から霧が濃く垂れこめてくる(Mist rolling in from the sea)"というのはこのことを言うのかな。そういえば夕方に訪れたHotelのPubにはPaulの写真が飾ってあった。
ちなみにPaulとCampbeltownのつながりは深く、Campbeltown Museumの庭には亡くなったLindaさんの銅像がある。

Scotlandはおいしい

Today's Soup in Seafield Hotel夕食は宿から少し離れた、町の南東側にあるSeafield Hotelで食べる。やはり地元のものを食べたい。見るとメニューにKintyre Fish Platterというのがあった。説明を見るとSalmon, Prawnと何かとサラダとある。要はSea Foodの盛り合わせみたいなのやろう。よし、これを頼もう。定番の本日のスープと一緒にオーダーする。

絶品のKintyre Fish Platter 具だくさんの野菜スープに続いて蒸したSalmonとPrawn Cocktail、そしてムール貝の燻製とサラダがセットになった一皿が運ばれてきた。こいつは実にうまい。特にこのムール貝の燻製っちゅうのが最高にうまい。これをアテにモルトを飲んだら最高かな。

その後、HotelのLounge Barに移動してSpringbank 10 years oldを飲む。ようやく暗くなってきた窓の外にはCampbeltown Lochからの風が吹いていた。
"Campbeltownって、結構寒い・・・"