The Way to West Highland
12時前に寝たと思うが5時半頃目が覚めた。ちょっと短かったが熟睡は出来た。
朝食はいつものようにビュッフェスタイルでScottish Breakfast。おいしいベーコンやソーセージが楽しみだ。ブラックプティングがないのかなと思っていたらハギスがあった。何ちゅうチョイスやと思いながらもハギスを食べる。
8時過ぎにBus Stationに向かう。今回は出来るだけ余裕を持って行動したいものだ。チケットを購入して到着したCity Linkに乗り込む。8:40の発車なのに5分ほど前に動き出した。そんなんあり?
市街地を抜け、自動車専用道路に入る。流れはスムーズだ。30分ぐらいでオーヘントッシャンの横を通る。確か去年新しくVisiter Centreが出来たっけ。サントリーが買収してから見学者に対してはよくなっている。次回は行ってみようか。
しばらくするとLoch Lomondが見えてきた。非常に美しい湖で新緑の山々との色合いがとてもきれいだ。しかも南北に長いので長くその風景を楽しめる。
その後も変化に富んだ風景で険しい山岳地帯があったり、のどかな丘陵地、または美しい海やお城と3時間は全然退屈しなかった。
The Capital in Western Scotland
Obanへは予定通り到着。意外と観光客が多い。今ってこちらでも観光シーズンなのかな、もう少し先だと思うけど。確かにObanは周辺の島々への連絡船が数多く出ている。そのためなのかも知れない。
予約したColryn B&Bは直線距離では近いはずだった。でも海辺の町のお約束、急な坂を登らなければならない。結構急なので大きな荷物を引きずって行くのは大変。もうちょっと地図の読み方を勉強しないと。
取りあえず荷物を置いて散策を開始した。Obanの滞在は1泊だけなのであまりのんびりとは出来ない。まずはTourist Informationへ行っていろいろとFree Paperを手に入れ、NicolsonのStreet Mapを購入し、Pubで作戦を練る。といっても蒸留所へ行った後にいいPubを探すだけなんだけど。
Traditional Distillery Oban
Oban蒸留所へ行くと13:00からのTourがあったので参加する。私を含めて6人のグループでちょうどいい人数だ。残念ながら写真撮影は全くだめ。まぁ、UD系なので予想はしていたけど。
蒸留所は小規模で昔ながらの蒸留所で非常に興味深い。どちらかというとCampbelltownの蒸留所に近いのかな。また、ディスプレイがなかったので尋ねるとまだコンピュータシステムが導入されていなかった。今、計画中とのことだがいつ頃導入されるのだろうか。
Tastingはノーマルな14 years old。でもこれが一番Bestなのかなと思う。お願いしてThe Distillers Editionも試飲させてもらう。うん、なかなか悪くはない。そういえばこれを飲むのは初めてのような気がする。よし、自宅用に買って帰ろう。早くもフルボトルが1本、荷物に追加された。昨年の教訓はどこへやら・・・。
Obanの歩き方
Obanは港町ということもあって人の往来も多く、お店やレストランも多い。当然ながらPubも何軒かある。店構えがよさそうなのを選んで入るとReal Aleのポンプが歓迎してくれる。Scotlandに来るとWhiskyよりもReal Aleの方に興味が移ってしまう。いっぱいRareなAleを飲むとしよう。
今年の3月からScotlandのPubは屋内は全面禁煙となっている。私にとっては非常にありがたい。しかしScotlandにも喫煙者は多く、表へ出てニコチンを補給後、またBarに戻るというパターンを繰り返している。
夕食までは少し時間があるのでB&Bから坂道を上ってMcCaig's Towerへ行ってみよう。この辺りからの眺めは美しく、ちょうどフェリーが出航するところだった。
海側から見るとちょうどOban蒸留所の背後に見えるMcCaig's Towerは1897年に地元の銀行家が石工に仕事を供給することと自信の一族のモニュメントとして、ローマのコロッセオに似た建造物を造り始めた。
しかし最終的に未完成のまま、今日に至る。
Scotlandは最高においしい
夕食はガイドやWebサイトでよく紹介されているフェリーターミナルの隣にあるWaterfront Seafood Restaurantへ行く。今回は西海岸ということもあってSeafoodが非常に楽しみだ。
メニューを見て悩むこと数分。やはりいろいろと食べてみたいのでStarterにWaterfront Cold Trioというシーフード盛り合わせを。そしてMainはLocal Sole Fillets with Dry vermooth, leek, Mashroom Cleam Sourceをオーダーする。
オーダーしたグラスワインを飲みながらしばらく待っているとStarterが運ばれてきた。生牡蠣が2個と茹でたLangoustineと呼ばれる手長エビ、そしてInveraweのスモークサーモン。スコットランドで牡蠣を食べるのは初めてだったけどめちゃくちゃ新鮮で美味。エビもおいしいし、スモークサーモンも最高。これはお勧めです。ただオードブルにしては量が多すぎるなぁ。これだけで満腹になってしまう。
そしてメインディッシュは何と小型のヒラメ4切れ。ソースはベルモット風味の野菜クリームソース。付け合わせはカレー風味のエビ入りピラフ(焼きめし?)。
淡泊なヒラメにクリームソースとスパイシーな焼きめしはよく合う。しかしこれまた量が多い。半分ぐらいでも十分なんだけど。
そして食後はやはりMalt Whisky。Obanを一杯だけいただく。この町に1泊だけなんてとても残念だ。