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Photo:

A Royal Burgh, Forres

Scottish Breakfast 朝から曇っている。朝食を食べていたら雨が降ってきた。雨が上がるまで待とうかとも思ったが予定通り9:50のバスでForresまで行こう。 傘を差しながらバスステーションへ向かう。

9:50のバスは少し遅れて出発。ところがこのDufftownからのバスはあちこち寄っていくので50分もかかった。Glenburgie蒸留所の近くを通ったのでラッキーと思っていたら、今度は海辺の町Findhornまで行ってUターン。今回海が見れるとは思っていなかった。 まぁ、Forresに着いたら雨が止んでいたのが良かったけど。

ツーリストインフォメーションでDallas Dhu蒸留所の場所を確認。20分ぐらい歩くらしい。
"ウォーキングにはちょうどいい距離ですよ"
とスタッフは言うけど昨日も1日中歩いていたのでまた歩くのかと言う感じだ。

The Smallest Distillery in Speyside

Benromach Distillery まずはBenromach蒸留所へ。駅近くの踏切を渡ればすぐに蒸留所だ。Gordon & MacPhailが所有するSpeysideで一番小さな蒸留所だ。

Benromach Distillery Visitor Centreで受付を済ます。今日は操業をしていないのでショップスタッフが1人だけ。ドイツから来たという5人グループと一緒だ。

Benromach Distillery Benromach蒸留所は1898年の創業。しかし今回訪れた1898年創業の蒸留所と同じようにその歩みは順調ではなく、すぐに操業停止。1909年に再開されたが継続的な操業は行われていなかった。 その後、所有者がいろいろと変わり、現在のUD社が1953年に買収したが1983年に閉鎖。

Benromach Distillery 最終的に1992年にGordon & MacPhailが買収し1998年に操業が再開された。 Gordon & MacPhailが買収してから全行程を一棟でできるように建て直され、Doigがデザインしたキルンは取り壊された。昔の写真には美しいキルンが写っていた。

Benromach Distillery 空いた建物の一部を利用してミュージアムが造られていた。古い道具や装置の展示が行われている。

Benromach Distillery ショップに戻り試飲タイム。スタンダードとオーガニックの2種類。最近いろいろな製品を出しているがこのオーガニックというのはおいしい。日本に帰ったら買おうか。
何を買おうかと迷っているとスペシャルボトルの瓶詰めに行くけどどうする?と聞かれた。どうやらここにも樽から瓶詰めするウィスキーがあるようだ。これは買わないと。

Benromach Distillery 先程入ったミュージアムにその樽はあった。ドイツ人グループが2本瓶詰めすると残り少ないのか出が悪くなった。

Benromach Distillery みんなに樽を持ち上げてもらって何とか1本分確保。お値段はAberlourと同じく50ポンド。安くはないけど思わず買ってしまう値段だ。

その後、Dallas Dhu蒸留所へ向かう。地図を見ながら教えてもらった道を歩く。道沿いにはきれいな川が流れている。

Dallas Dhu Distillery だんだんと登り坂になってきた。住宅が途切れ、坂道を下り始めた頃にようやく煙突が見えてきた。でもまだ距離はある。

The Historic Distillery

Dallas Dhu Distillery 結局30分ぐらいかかって到着。カメラに加えてウィスキー1本ではあまり速くは歩けない。

Dallas Dhu Distillery ビジターセンターがあるけどどこかわからなかったので適当に中を見る。今回のツアーで唯一中を撮影できる蒸留所だ。

Dallas Dhu Distillery そうしている間に14時になり、ビジターセンターがオープンした。お昼休みだったようだ。ツアーをするか聞かれたが製造工程の説明なのでパス。ハンディターミナルによる説明は興味があったけど。

Dallas Dhu 1982 写真を撮り終えてビジターセンターで買い物。Gordon & MacPhailのDallas Dhuの最後の年、1982があったが55ポンド。2本抱えてあの坂道はつらい。ミニチュアを買って蒸留所を後にする。

これで今回の蒸留所巡りは終了。町に戻る。

帰りのバスを確認するとこの時間帯は1時間に3本ぐらいある。InvernessからAberdeenまでのバスが一番速そうなのでその時間まで近くのPubで休憩。

15:49のバスでElginへ。帰りは20分ぐらいだった。

盛者必衰

Elgin Cathedral 宿に荷物を置いてすぐに大聖堂へ。2001年に来たときには町の写真をほとんど撮っていないので今回はいろいろ撮りたい。特に大聖堂は絶対を撮ろうと思っていたけど最終日のこの時間になってしまった。

Elgin Cathedral 今は廃墟となっているが全盛期は壮大なものだったのだろう。いろんなことを想像させる残骸だ。庭では野ウサギたちが走り回っていた。

Elgin Cathedral すぐ近くのRiver Lossieにかかる古い橋はBrewery Bridgeといって昔は横に醸造所があったのでこの名がついたという。

メインストリートに戻って写真を撮る。Elginは教会が多いがメインストリートの真ん中にもある。

そしてElginに着いて最初に行ったPub、Mukle Crossでリアルエール。ここはフードメニューも充実しているので夕食もここで済まそう。

サーモンステーキが食べたかったけど今日はないとのことでSteak & Abbot Ale Pieをオーダー。結局今回はサーモンを食べなかった。いつも2回ぐらいは食べるのに。

Elgin最後の夜の締めはLaichmoray HotelのBarでCrraganmore、Benriach、Benromachと今回訪れた蒸留所に思いを馳せ、シングルモルトを味わう。
明日はLondonか・・・今回の旅もそろそろ終わり。素晴らしい時間はとても早く過ぎてしまう。