昔の地名からその名をつけたBalvenieは1892年、兄弟蒸留所であるGlenfiddichの隣に建てられた。現在も昔ながらの手法でウィスキーを造る。Glenfiddichと同じ原料を使いながら、全く性格の異なるモルトになっている。
自家栽培の大麦を使用し、石炭直火焚きのスティル。Speysideでは少数となったフロアモルティングも行う。
ウィスキーは数種類の個性的なオフィシャルボトルが発売されている。それぞれのキャラクターが楽しい。
Balvenie蒸留所の建物群。古い建物が多いようだ。Balvenieはポットスティルが独特の形をしている。見学は受け付けていないようだが一度見てみたい。
同じ敷地内にKininvieもあるが、スティルハウスだけの蒸留所なのでどの建物がそれかはわからなかった。
今でも使われているモルトキルン。残念ながら訪れたとき、フロアモルティングは行われていなかった。
他の蒸留所に比べ、モルトキルンが生き生きとしている印象を受ける。パゴダから煙が出ていないのが残念!。
モルトキルンの隣は石炭とピートの置き場になっている。
モルティングに使用するピート。石炭は蒸留用?。
Balvenie Castleの丘のふもとより、パゴダを望む。