世界で一番売れているモルト、Glenfiddichは1887年、William Grantによって創業された。以後、その一族によって経営されている。近接するGlenfiddich、Kininvie、およびConvalmore蒸留所は同社の所有となっている。
その販売量を支える蒸留所は広く、設備も充実しているが製法は伝統的で、木製のウォッシュバックや石炭直火焚きのポットスティルが使用されている。また、蒸留所としては珍しい瓶詰め施設もある。
当然ながら見学者も多く、団体さんといっしょになってしまうとゆっくり見てられないというデメリットも。それにしても写真ぐらい撮らせてくれてもええのに・・・。
昨年発売された12年を始め、15年、18年、21年、30年とオフィシャルボトルの種類は多い。昨年ぐらいからトレードマークの三角形ボトルが若干丸くなってはいるけど。
広大な敷地にあるGlenfiddichの建物。
Visitor Centreとモルトキルン。GlenfiddichはVisitor Centreが最初に設置された蒸留所だ。
モルトキルンは昔のままの建物が残っている。
壁にあるGlenfiddichのシンボルマーク。
Glefiddichは1963年にシングルモルトを売り出し、その後シングルモルトというジャンルを確立した蒸留所といえる。