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ウィスキーブームの中の1897年、ちょうどヴィクトリア女王在位60年にあわせて創業された蒸留所でRiver Speyをはさんで対岸にあるDailuaineの第二蒸留所として建てられた。が、1900年には早くも操業停止になり、1925年にDCL社が取得、1955年になってようやく操業再開する。1965年には拡張工事が行われた。
1989年にAllied Distillersが買収するが1998年に操業は停止されている。

創業当時はモルトキルンがあり、一般的なパゴダ屋根ではなく、王冠のような形をしていたという、まさにImperialの名にふさわしいものだったというが今では見ることができない。

Imperial Distillery Imperialのポットスティルは容量が大きく、生産調整が難しいという。それゆえに多量のモルトを作るか、全く作らないのどちらかということらしい。

Imperial Distillery 拡張工事で立てられたと思われる建物群。

Imperial Distillery Imperial蒸留所の建物はAberdeen産のレンガと鉄筋で建てられた。これらは創業当時からのものだろうか。モルトキルンも残してほしかったが・・・。