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Isle of Juraで唯一の蒸留所は島の中心地(といってもすごく小さい)、Craighouseの町にある。その地理的条件もあり、1600年代以前から密造は行われていたらしい。Jura蒸留所の創業は1810年。1875年の改築と1884年の建て替えが行われた後、1901年に操業は停止された。残ったウィスキーは1913年までにすべて島から出荷された。
1950年代から島の雇用のための再開計画が持ち上がり、1960年代に入って実施された。現在の蒸留所の操業開始は1963年。1978年にポットスティルが2基増設され、現在の規模になった。

Juraの非常に軟らかい水と軽めにピートを焚いたモルトを使用し、その規模に似合わない大型のスティルで蒸留することにより軽めのウィスキーが生産されている。Islayに隣接しているとは思えない程の味の違いがおもしろい。
しかし1810年の創業当時はとてもピートの味のするウィスキーを生産していたという。

Jura Distillery 町のメインストリート(といっても道は一つしかない)沿いにあるJura蒸留所。

Jura Distillery古い建物も残っているようだがほとんどは1960年代に作られた建物の近代的な蒸留所だ。

Pot Still ポットスティルは4基で蒸留所の規模から考えると大きめのスティルを使用している。

Wash Stillランタンヘッド型のウォッシュスティル。

Spirit Still ほぼ同じだが若干大きいスピリットスティル。ほとんどの蒸留所はスピリットスティルのほうが小さいがJuraは逆となっている。

Spirit Safeを操作するStillmanスピリットセーフを操作するStillman。蒸留の温度管理はコンピュータシステムを導入してもここだけはコンピュータ化しないようだ。

樽詰め新しいスピリッツを待つ樽。

Ware Houseラックタイプのウェアハウス。

究極の一杯初めての経験。ウェアハウスでの一杯。樽から直接飲ませてもらった。
その味は・・・うまいに決まってるっちゅうねん!

看板代わり?Shopの目印。最近はショップを併設する蒸留所が多くなっている。それだけ見学者が多いということだろう。

Jura Distillery in Craighouse蒸留所の向かいにはSound of Juraの海が広がり、Kintyreへと続く。



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