Scotlandで3番目に大きいAberdeenはGrampian地方の中心都市。花崗岩の産地でもあるので、18世紀頃の石造りの建物が数多く残る古い歴史を持った街だ。
この地方に人が住みついたのは紀元前6000年頃といわれている。River DeeやRiver Donの河口で魚や貝を捕って生活していたとされる。周辺にはストーンサークルなどの古代遺跡も多く残されている。
12世紀には当時の王、King William the Lionより"Royal Burgh"の勅許を受ける。
15世紀頃には港町として、毛織物や魚介類、革製品の取引が盛んだった。
Aberdeen駅。さすがに大きい。ヨーロッパらしい鉄道駅だ。
Aberdeenには18世紀からの古い石造りの建物が多く残る。博物館になっているものもある。
Aberdeenの港。漁業基地として、また北海油田開発の基地として利用されている。
Aberdeenにあった蒸留所、Bon Accordの名が残る通り。14世紀に、亡きWilliam Wallaceの遺志を継ぎEnglandに抵抗するRobert the BruceをAberdeenの人々は支援した。その時の合い言葉として使用されたのが"Bon Accord"だった。
Robert the Bruceの記念モニュメントが街西部のHazlehead Parkにある。
夕闇せまる、River Dee。
川には白鳥が泳いでいた。
River Deeにかかる古い橋。
Aberdeenにはパブも数多くある。
"Inn"の名がついた、路地裏にあるパブ。パブサインには帆船のシルエットが描かれている。
印象的なパブサインの"St. Andrews Bar"。サインには"the house of BITTER BEER"と書かれている。