River FiddichがRiver Speyに合流する地点にある町、Craigellachieは古くから交通の要所として知られていた。鉄道全盛期の頃、Glen of Spey方面へ向かうStrathspey RailwayとRothes、Elgin、Morayshire Railwayの分岐点で、
鉄道開通当時の駅名はStrathspey Junctionだった。
現在はKeith、Rothes、Dufftown、Glen of Speyへ向かう主要道路の分岐点となっている。
Craigellachie Bridgeは1814年に建築家、Thomas Telfordによって建設された。4つの城郭風の塔と鋳鉄製の美しいアーチが印象的な橋。
1964年に修理されていて、オリジナルの状態を保っている。
現在、新しい橋が出来て、主要道路A941はそこを通る。古い橋は本来の役目を終えているが新しい橋にこの美しさはない。
当時の建設技術を駆使して造られた橋。左側の塔にあるプレートはWalesで鋳造された。
1994年9月14日、この橋の上で儀式が行われた。3日後、Edinburghで行われるHighlanders統一のパレードに先立って、The Queen's Own HighlandersとThe Gordon Highlander(Scotlandの伝統的な部隊)がこの橋の上で顔を合わせた。
Gordon HighlandersはRiver Speyの南、Banffshire側で、The Queen's Own Highlandersは北のMorayshire側から近づいてきた。
それぞれの指揮官たちは橋の中央で会った。
指揮官たちはモルトウィスキーの入ったquaich(Scotlandの伝統的な銀で出来た酒を飲む器)と共に儀式を挙げた。
レジメンタルカラーの集団はそれから橋の上で隊列を組んだ。そしてバグパイプバンドに先導されてCraigellachieへと行進した。
ちなみに使用されたモルトはThe Macallan 18年だったという。
River Speyの流れは結構速い。
とあるB&B近くからの眺め。遠くに橋が見える。そのB&Bの名は"Bridge View"。
美しいRiver Spey。このあたりはなかなかいい釣り場らしい。
Craigellachie蒸留所の向かいにある民家(?)の塀。以前はこんな荷馬車を馬が引いてこの坂道を登ったのかな?。
2つの大戦での戦没者を慰霊するためのモニュメント。どの町にも見ることができた。