River Lossieが複雑に曲がりながら折れている所にあるElginはMoray地方の主要都市でその歴史は古く、10世紀にElginを見つけたノルウェー人が"Helgyn"と命名したのが後に"Elgin"となったとされる。
12世紀には当時の王、David一世からBurgh(自治都市)の勅許を受ける。
AberdeenからInvernessへの道のりでの重要な位置にあることから、マクベスによるダンカン王暗殺の舞台ともなっている。
今でも古くからの建物が多く残っており、Elginの観光名所となっている。
19世紀中頃に鉄道が開通した後、街のサイズは徐々に大きくなった。現在の人口は約23,000人ぐらい。行政や観光の中心として、また流通の拠点としてにぎわっている。
Elgin駅。駅前は非常に寂しい。街の中心地はもう少し北側。
東側の道路橋よりElgin駅を望む。遠くにGrain Store蒸留所のパゴダが見える。
蒸留所の名は昔からの地名であることが多い。その名は道路などにも残っている。
Linkwood Roadを歩いてLinkwood蒸留所へ向かう。
Linkwood Roadの途中にある古い橋。下には川も道路もない・・・。
以前はこの下をCraigellachieからElginまでの鉄道線、Morayshire Railwayが通っていた。19世紀からの鉄道は必ずと言っていいほど蒸留所の側を通る。RothesからElginまでのいくつかの蒸留所もこの鉄道沿いあった。
蒸留所の向かいはLinkwood Farm。この農場の副業としてウィスキー作りを始めたのかも・・・。
Linkwood Farmの古い時計台のある建物。
Scotlandの牛はあまり人を怖がらない。向こうも
「おもろそうなヤツが来よったで〜。」
と思ってるのかも。
Elginに来たら、やっぱり行かなあかんでしょ。Gordon & Macphail本店。
有名なパブの1つ、"High Spirits"。古い教会の建物を利用している。内部には壊したり、傷つけてはだめとの注意書きがあった。モルトの品揃えは今一つ。
Linkwood蒸留所に行く途中、建物が少なくなってきた所にぽつんとあるパブ。中心地からこんなに離れてお客さんはくるのだろうか。