Londonで紳士服といえばSavile Rowが有名。でもドレスシャツや靴などの老舗が集まるのはJermyn StreetやSt James's Street。今回の旅はJermyn StreetにあるCavendish St James's Hotelに宿をとり、この老舗通りを楽しんだ。
Jermyn Street
粋なアイテムが勢揃いのJermyn Street。この通りに何十軒ものショップが並んでいて見ているだけでも楽しくなってくる(もっとも、見てるだけですむわけがないが・・・)。土曜日の午前中ということもあって年配の紳士やご夫婦がウィンドウショッピングを楽しんでいた姿が印象的だ。
Jermyn Streetには劇場もある。
Jermyn Streetに数店舗の店を構える"Herbie Frogg"。
"Geo.F.Trumper"はメンズコスメティック専門店。
これも"Herbie Frogg"。店によって扱うアイテムが違う。
ブリティッシュスタイルに帽子は不可欠。"Bates Hatter"。
"Coles"はドレスシャツのお店。日本語のわかるスタッフがいる。
メンズウェア総合の"Crombie"。
"Harvie & Hudson"も数軒ある。ここはドレスシャツ専門。
伝統的な靴が並ぶ"Russell & Bromley"。
こちらも"Harvie & Hudson"。ここはスーツやジャケットを扱う。
Jermyn Streetにある教会、St James's Church。
シルバーアクセサリーの"Links of London"はカフリングのコレクションがすごい。どれを買うかものすごく迷った。
大丸心斎橋店で少しだけ扱っているが品揃えは最悪。
メンズウェア総合店の"Roderick Charles"。
英国靴の最高峰"John Lobb"。ここでビスポークシューズをオーダーしたいが・・・。夢のまた夢か・・・。
創業1750年頃という老舗の香水、コスメ専門店"Floris"。どちらかというと紳士アイテムが多い。王室の皆様もお気に入り。
私が初めて英国製品の良さを知った"Hackett"。ドレスシャツのサイズがちょうどいい。数年前までは日本にもショップがあったのにねぇ。Jermyn Streetでは比較的新しいブランド。
おしゃれな横道、"Princes Arcade"。
そのアーケードの入り口に店を構えるドレスシャツショップ、"Hilditch & Key"。
伝統と流行をうまくアレンジする"Thomas Pink"。カラフルなチェック柄のシャツが印象的。
Jermyn Streetとuke Streettの交差点の角にある"John Bray"はメンズウェア総合店。
こちらの"Harvie & Hudson"はオーダー専門店。
もう一つの横道、"Piccadilly Arcade"。
その入り口を占めるのは"New & Lingwood"。こちらは主としてドレスシャツを扱う。まぁ〜、ええシャツばっかしやから。
もう一方の"New & Lingwood"はタイを中心に扱う。
メンズコスメティック専門店の"Taylors of Old Bond St."。ウィンドウにはシェービング用のブラシが並ぶ。
もう一つの"Hilditch & Key"。
オーダーシャツの"Turnbull & Asser"。
チャールズ皇太子もお気に入りのようだ。
質の高い靴を作る、"Crockett & Jones"は1879年創業の老舗。チャールズ皇太子の紋章が見える。
日本でもおなじみ、"Tricker's"。こちらも歴史は古く、1829年創業の老舗だ。
St James's Street
St. James's Street界隈は古くから商人が集まって栄えた地区。現在も多くのお店が建ち並ぶ。古くからのお店もまだまだ健在だ。
Londonで帽子といえばここ、"Lock & Co. Hatters"は創業1676年(って日本では江戸時代初期)。店内には有名なネルソン提督の帽子も飾ってある。明仁天皇も1953年にこちらでポーラーハットを注文されている
しかし、値段はリーズナブル。既製のソフトハットは100〜150ポンドぐらいで買える。
革製品と傘が揃う"Swaine & Adeney, Brigg"。1750年に革製品の店として"Swaine & Adeney"が創業された。第二次大戦中に傘で有名な"Brigg"を買収した("Brigg"の創業は1836年)。質の高い革製品とスマートな傘が店内に並ぶ。
また、同店内には"Herbert Johnson"の帽子店もある。
Jermyn StreetとSt James's Streetの交差点の角にある"Vintage Hallmark"は最近できた酒販売店。
ここは"Drambuie"の会社?。ウィンドウにはボトルが並んでいた。
St James's Street近くの釣具店、"Sports Fish"。当然ながらフライがほとんど。
1698年創業の食料品を扱う、"Berry Bros. & Rudd"。現在はワインを中心とした酒類を主に扱っている。有名な"Cutty Sark"の発売元。Officeの入り口には"Cutty Sark"の旗が掲げられていた。