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Stromnessの名はノルウェー語の"Straumrnes"からきている。静かな入り江、Hamnavoeの海岸にある町は、おそらくバイキングに征服される前にもピクト族によって自然の港として使用されていたと推測される。ちなみにHamnavoeも古いノルウェー語の "Hamn-vagr"からきている。1300年代まで名前は"Strumnay"と呼ばれていた。"Stromness"の名は1544年に初めて使用されている。

17世紀の初め頃、Stromnessは13戸の小さな村だった。1670年、カナダのHudson's Bay Companyに寄港地として選ばれてから人口が増加し、1794年まで222戸の開拓地に発展した。

18世紀から19世紀にかけて、Stromnessは漁港として発展した。特に19世紀後期のニシンブームでは多くの船が寄港できるように港や町の施設は拡張されていった。

1817年には町で初めての合法的な蒸留所が開設された。Orkneyはウィスキーの密造が盛んでStromness周辺にも多くの密造所があった。しかしこの蒸留所は1927年までしか生き残れなかった。ウィスキーの暗黒の時代であったと共に、Stromnessでは禁酒運動が支持されて1920年から町は禁酒宣言した。そしてアルコール飲料の販売は禁止された。結局この運動は1947年まで続けられた。

20世紀前半はOrkneyは重要な海軍基地として使用された。Scapa Flowは重要な停泊地として、多くの軍用艦が錨を降ろした。2つの大戦中、Stromnessはその司令部が置かれた。第二次大戦中、Stromness HotelはOrkney、Shetland方面の司令本部として使用された。現在、Scapa Flowに沈む軍艦はダイビングスポットとして人気がある。

Stromnessは現在、英国本土とを結ぶフェリーの発着港としてOrkneyの玄関の役割を果たしている。ここを拠点にダイビングや遺跡巡り、釣りなどのレジャーを楽しむ観光客が訪れる。

Main Street of Stromness 今も昔ながらの石畳が残るStromnessのメインストリート。1つの通りだが場所によってJohn Street, Victoria Street, Graham Place, Dundas Street, Alfred Streetと名前が変わる。

Stromness Hotel Kirkwallと同じく、Stromnessも古い建物が残る。Stromness Hotelは創業1903年の老舗ホテル。第二次大戦中は海軍司令部として使用された。

Parish Church メインストリート沿いにあるStromness Parish Church。19世紀までに建てられた教会。

Login's Well Hudson's Bay Companyの船に給水するために掘られたというLogin's Well。1670年から1891年まで使用された。
隣の石版には1780年にCaptain CookのDiscovery号、1845年にはSir John Franklinの北極探検船に供給するために使用されたと書かれている。
1931年に封印された。

Stromness Distilleryの跡? Stromness蒸留所があったと思われる場所に蒸留所の跡らしきものは何もない。

Mayburn 水源地であったMayburnの名の付く通りの名。

Old Building 蒸留所があったと思われる所にある古い建物。ひょっとして蒸留所のもの?。

Ferry Inn港のすぐ近くにあるFerry Inn。レストランとパブがあり、宿泊もできる。パブには生のOrkney Beerがある。

Butcher 何の看板かと思ったら、肉屋だった・・・店舗はないみたい。

Beautiful Garden 斜面を利用したB&Bの庭。色とりどりの花が美しい。

Stromnessの町並み 船から見たStromnessの町。

Port Stromness Stromnessのフェリーターミナルの建物。Tourist Informationも中にある。

Road Sign 旅人への案内板。

Holm Island 町の南のはずれよりHamnavoeを望む。入り江の入り口にある小島、Outer HolmとInner Holmが風を遮り、自然の良港として昔から使われてきた。

Diving Service in Stromness 町にはいくつかのダイビングサービスがある。でも、Scapa Flowで潜るのってちょっと寒そう。



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