1819年に創設されたClynelish蒸留所は1967年に今までのものに変わる蒸留所建設を始めた。1969年より新しい蒸留所で生産が開始され、Clynelishの名を継承した。
新しい蒸留所で造られたモルトは非常に複雑な香りを持ち、なめらかでスパイシー、奥の方に海を感じさせる。Speysideの銘酒、The Glenlivetにも匹敵すると言われ、今までのものに劣らない、北ハイランドの銘酒として知られている。
Johnie Walker Gold のキーモルトに使用されているという。
近代的な設備を持つClynelish蒸留所は非常にコンパクトにまとめられている。
牧場に囲まれた美しい風景の中にある蒸留所。Clynelishの名はこのあたりの地名でゲール語で"金色の湿地"の意味を表すと言われている。
Clynelishのシンボルマークは山猫。このあたりなら今でもひょっこり姿を見せそうな雰囲気。
ウェアハウスは古くからの建物を今でも使用している。
UD社の共通仕様とも言うべき大きな窓のあるStill House。6基のポットスティルが見える。
Scottishのユーモア?
見学は一年中、月〜金まで可能。でも内部の撮影は出来なかった。残念。