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1824年に酒税法が改善された後の政府公認第1号の蒸留所。それ以前の不正蒸留所時代よりこの地域のウィスキーの味の良さは有名であった。その後、Speysideにできる蒸留所の名はXXXX-Glenlivet Distilleryというものが多かった。

酒税法の改正で蒸留所が開業しやすくなったことにより、密造蒸留所は19世紀末までにほぼ消滅した。それまでは蒸留所を作りにくくするために重税を課し、密造が見つかると重い罰金を課す法で密造酒が増え続けた。ScottishはEnglishには屈したくなかったのだろう。
この改正により、ウィスキー産業はUKを代表する主要産業に発展する。制限ばかりするのがよいとは限らない。

オフィシャルボトルは数種類発売されていて、12年はいつでも入手しやすい。初めて飲んだモルトはGlenlivet 12年という方も多いだろう(私もその一人)。その他、瓶詰め業者からも発売されている。中でもGM社のG&S Glenlivet(ライオンの絵の描かれたラベル)は品質も安定していて入手しやすいお勧めのウィスキー。

The Glenlivet Distillerythe GlenlivetのVisitor Centre。他のChivas社の蒸留所同様、見学者のための施設は充実している。但し見学できる期間は3〜10月まで。

ウェアハウス群 古いウェアハウスが並ぶ。

スティルハウス スティルハウスの窓からポットスティルが見える。見学ツアーに申し込めばこの中も見学できる。内部の撮影ができないのが残念。

Glen of Livet 異国よりの訪問者にBlack Faceたちは何を思う?。