Elgin駅から南東へ1.5kmぐらい行った所にあるLinkwood蒸留所。創業は1821年となっているが、創業者のPeter Brownが運営し始めたのが1825年となっている。彼の父はこのあたりで農場を経営していたというから副業で始めたのかもしれない。向かいにあるLinkwood Farmと関係がありそうな・・・。詳しいことはわからないが、最も古い蒸留所の1つであることは間違いない。
1872年にはPeter Brownの息子であるWilliam Brownによって立て直され、1897年にLinkwood-Glenlivet Distillery Co Ltd.という会社が設立された。1933年にSMD社(UD社の前身)によって買収されるまでBrown一族によって運営されていた。
1962年と1971年に拡張工事が行われた。1985〜1990年まで操業は一時停止されたが現在、ウィスキーの生産は行われている。
オフィシャルボトルとしてUD花と動物シリーズが発売されているほか、G&M社の15年が入手しやすい。
正門周辺の建物から、その歴史が感じられる。
古い建物の壁にあざやかな"LINKWOOD"のロゴが印象的。
昔からのモルトキルン。現在は使われていない。
UD社独特(?)のガラス張りスティルハウス。4基のポットスティルを見ることができる。他に以前からのスティルハウスがあり、現在も少しではあるが使用されている。できあがったウィスキーは味が違うらしい。
Linkwood蒸留所の庭の芝生と花壇はとても美しい。
道路とBurn of Linkwoodを隔てた所にあるウェアハウス。
UD花と動物シリーズのラベルに描かれている白鳥。毎年敷地内にやってくるという。