3/May/2003

The Longest Day

Paris Charles De Gaulle Airportへは予定通り到着。到着した2Fターミナルは新築されたものみたいで非常に大きくきれい。Air France専用のゲートだがコードシェア便を運行しているJALはこのターミナルを使用できるみたいだ。他のゲートならAir France乗継も不便だろう。

London Heathrow AirportへはAir Franceなので同じゲート内で乗継ということで入国審査も何もなし。非常にスムーズ。これならばParis経由もいいかな。広いスペースの免税店は日本人客を当てにしているのかゴールデンウィークフェアをしていた。が、海外旅行客は少ない。

出発ゲート前でLondon便を待っていたが登場予定時刻になってもゲートに航空機が現れない。どうやら到着が遅れているようだ。10分程遅れて航空機が現れた。

"えっ、こんなに小さいの？"
石垣直行便のスカイマンタ号(B737)とよく似ているエアバスA319だった。まぁ1時間のフライトならこれで十分なんだろうけど。

出発時刻より10分程遅れてゲートを離れる。そこからまた離陸までが長い。随分と混んでいる。離陸待ちが何機かある上に頻繁に着陸する便が続く。ようやく離陸した時はすでに30分程経っていた。
この飛行機の客室乗務員は全員男性。

"お飲み物はいかがですか"
とアジア系の客室乗務員に日本語でたずねられた時は驚いた。日本からの乗継客が多い便なのだろう。しかし気持ちが英語を話さなければという状態になっている時はとっさに日本語が出てこない。
"Tea please"

天気もよく、眼下にはドーバー海峡が見えた。第二次大戦中の独軍もこのルートでLondonまで飛んだのかな？などと思っていると着陸体制に入った。窓からLondonの街が見える。

Heathrowまでの飛行時間は約35分だった。しかしタイムテーブルには所要時間70分となっている。ということは前後の移動時間が長いってこと？。確かに着陸してからTerminal2までも長い。

Terminal2は主にヨーロッパ線の発着ゲートとなっている。入国審査で日本語を話す係員はいないだろう。今回は私も準備はばっちり。前回の旅の後、英会話を勉強している。まだまだながらも前よりはマシのはず。ちょっと緊張しながら列に並ぶ。しかしなかなか進まない。見ていると中東系の人の審査に随分と時間がかかっているし、何か不備があったような人も多い。おぉ、これが噂に聞く厳しい英国の入国審査か。ようやく自分の番が来た。3点セット(パスポート、帰りの航空券、入国カード)を提出し、

"Here's my passport and air ticket to Japan."
"Business or Holiday?"
"Holiday."
"How long do you stay?"
"For 11 days in UK."
"OK"
"Thank you"

おー、なんとスムーズな・・・。これだけスムーズに会話ができると感動すら覚える。これは幸先がいい。税関も問題なくクリア。さぁ、UKに帰ってきた。これからWhiskyの旅の始まりだ。

Scotlandへの道

Terminal2からTerminal1へはそんなに遠くはない。連絡通路を徒歩で移動する。
Terminal1は改装されたのかちょっと前回と風景が違う。国際線のチェックインカウンタが増えているみたい。国内線のカウンタの場所を聞いてチェックイン。ゲート5付近で待つようにとの案内。直前まで出発ゲートが決まらないのは国際線といっしょのようだ。

待ち時間が3時間程ある。ま、のんびりしよう。でもチェックイン後のTerminal1にPubがないのはちょっと予想外だった。
ここからは滑走路が近くに見え、思ったほど退屈しない。突然ひときわ大きい爆音が聞こえてきた。コンコルドの着陸だった。こちらの人も珍しいらしく、みんな視線は滑走路の方を向いていた。

搭乗予定時刻になって、いきなりゲートの変更アナウンスが流れた。ゲート8に移動である。まぁ、よく変わるわなぁ。
BA1318はほぼ定刻どおりに離陸。20時を過ぎたというのに窓の外はまだ明るい。夏場は日が長いと聞いていたが5月でこれほどとは・・・。

Aberdeenにもほぼ予定通り到着。さすがにこの時間(21:30)には暗くなっていて、雨が降っていた。いきなりScotch Weatherの歓迎である。

今回の一泊目はThistle Aberdeen Airport。空港から歩いて行ける距離だけど雨なのでタクシー利用。
ホテルのチェックインはこれもスムーズにクリア。やっぱり成果はでてるなぁ。
ホテルのBarでいっぱい飲ろうかとも思ったけどさすがに今日は疲れた。明日に備えて眠るとしよう。