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Photo: Stromness
Highland Park Distillery

Orkneyの休日

Scottish Breakfast昨日に続き、よく眠れた。お目覚めばっちり、お天気もばっちり、昨日より良いみたい。

Guest HouseのDiningは2階となっている。窓からの眺めが最高にいい。Orkneyの美しさがすべて凝縮されているみたいだ。
Scotlandの素晴らしい風景を見ながら朝食を食べる。内容は好みによって選べるのだけど、とりあえず全部オーダー。全部食べると結構なボリューム。ベーコンやソーセージがおいしい。

Scottish Breakfastチェックを済ませてHighland Park蒸留所へ向かう。10:00からの朝一番のツアーに参加する。他の見学者は夫婦1組だけ。
内部の写真は撮れないとのこと。残念だが、まぁ仕方がない。
Highland Parkは今もフロアモルティングを行う数少ない蒸留所。Malt Burnには発芽しかけの大麦が敷き詰められていた。

モルトキルンもまだまだ現役で内部にはピートが積まれていた。見学中に実際に小さなキルンに火を入れていた。ということは・・・パゴダから煙が出ている写真が撮れるということ。
おぉ、これぞシャッターチャンス。

Scottish Breakfastマッシュタンでは、ちょうどグリストとお湯を入れるところだった。職人が中を見ながらグリストの入る量を調整していた。まだまだ手作業が残っている。スティルハウスはコンピュータ管理されているが。

ウェアハウスから出てくると、キルンから煙が上がっていた。やっぱり蒸留所にはパゴダがないとね。

Whiskycat Barley君はレジの上がお気に入り最後にショップでお買物。今回は前回の反省からフルボトルはあまり買わないつもりでいるのだけど・・・どうなるかわからんが・・・。

Highland Park 18 years oldHighland Parkではミニチュアを買おう。18年のミニチュア新旧2種類と小物を購入する。

St. Magnus Cathedralバスの時間まで時間があるのでKirkwallの町を散策する。なぜか休みの店が多い。日本では、今日5月5日は子供の日なので休日だけどScotlandは関係ないよなぁ。でも銀行もすべて休んでいる。
店には5/MayはMay Dayなので休みと書いてある。あっ、そういうことか。これがBank Holidayというやつか。全く頭になかった。
でもこの時はそんなに気にしなかったけど、後で日本の祝日とえらい違いやというのを思い知らされる。

ここは日本ではない・・・

さてと、そろそろ出発しよう。次の町はStromness。バスターミナルからバスが運行されている。Guest Houseからバス停までは下り坂とはいえ、結構距離はある。13:15のバスまではあまり時間がない。
"やばい、ちょっと急ごう。"
ぎりぎりでバス停に到着。でも誰も待っていない。ひょっとしてもう行ってしまったとか・・・いや、そんなはずはない。1分前には着いていたから。
いくら祝日といえども日曜日のダイヤで運行してると想うし、日曜ダイヤにも13:15のバスはある。
でもバスは来ない・・・なぜ・・・。

20分程過ぎた頃、一人のおばちゃんが声をかけてきた。今日はバスは運行されていないらしい。
そう、Bank Holidayはバスは全面運休なのだ。ひぇ〜〜、恐れていたことが・・・。

さすがに電話でタクシーを呼ぶほど英語力と度胸はない。よし、厚かましくこの人にタクシーを呼んでもらおう。
"Could you call a taxi for me?"
と言うと、
"I'm taxi driver"
と返ってきた。

あっ、そういうことね。これはラッキー。タクシーを呼ぶ手間が省けた。何はともあれStromnessまで行ける。

Stromnessまでの道はいかにもOrkneyという風景が続く。なだらかな牧草地や海、湖が眺められる。天気もいいし最高の風景。Orkneyって癒し系の島かな。

Harbourside Guest House30分程でStromnessの町に到着。予約しているGuest HouseはMillers House and Harbourside Guest Houseという長い名前。タクシーのおばちゃんがFerry InnというPubで場所を聞いてくれて見つけてくれた。おばちゃん、おおきに。

Harbourside Guest HouseこのGuest Houseは同じオーナーが2つのGuest Houseを経営している。だから名前が長いんだね。
部屋はトリプルルームのシングルユースで値段はシングルルームといっしょ。

Main Street of StromnessStromnessは昔から港町として栄えたところ。今もMainlandへ行くフェリーの港となっている。また、Scapa Flowのダイビング基地として訪れる人も多い。
でも今日は祝日なので店も半分ぐらいしか開いてないし人も少ないような感じだ。

蒸留所の跡地?Orkney IslandsはもともとWhiskyの密造が盛んなところだった。この町にもOrkney第3の蒸留所、Stromnessがあった。その痕跡はないかと探し回ったけど、もう何も残っていなかった。

Stromness Hotel古くからの港町らしく、建物も歴史を感じさせるものが多い。Hotelなんかも重厚な雰囲気がある。その中のひとつ、Royal HotelのBarでちょっと一息。こちらも残念ながら、生のOrkney Beerはおいていなかった。

Ferry Innそしてさらに町を散策後、今日2回目のパブタイム。Ferry Innに入る。ここでようやく生のOrkney Beer、Dark Islandとご対面。さっそくオーダー。

と、横を見れば午前中いっしょにHighland Parkを見学したご夫妻がいた。ちょっとだけ話をする。こちらの夫婦はWickから来たとのこと。私は明日、Wickに向かう。
Pubの客はみんなテレビのFootballが気になるみたいだ。

Orkneyはおいしい

夕食はRoyal Hotelのレストランで食べる。Guest Houseの部屋に地元の観光地のパンフレットなどのファイルがあり、その中にStromness HotelとRoyal Hotelのレストランメニューがあった。両方とも地元の食材を使った料理が並んでいる。
両方並べてにらめっこするがどちらも甲乙つけがたい。が、Sweets(デザート)のOrkney Icecream Sundae Highland Park Caramel Sourceに惹かれてRoyal Hotelに決定。
今日はデザートまで食べるかな。そういえばScotlandでデザートを注文したことなかったよなぁ・・・男一人で食べてても絵にはならんが・・・

さてとメニューを眺める。う〜ん、何食べよかな。どれも食べてみたい。そうだ、Orkney Beefをまだ食べていない。よし、MainはOrkney Beef Steak and Dark Island Ale Pieにしよう。ではStarterはシーフード・・・Stormness marinated Herring Madeiraにしよう。飲み物はOrkney Wine。

Stormness marinated Herring Madeiraまずはニシンのマリネ、Stormness marinated Herring Madeira。一口食べた瞬間、
"何これ、むちゃくちゃうまい!"
これ、最高においしい。マディラソースとの相性もばっちり。Orkneyは地元のシーフードが最高においしい。昨日のえびやサーモンといい、今日のニシンといい、本当においしい。

Orkney Beef Steak and Dark Island Ale Pie続いてOrkney Beef Steak and Dark Island Ale Pie。Orkney Beefを使ったステーキパイで、ソースに地元のビールが使われているというわけやね。しかしちょっとソースの味が濃いみたい。肉の味がわかりにくかった。でも悪くはないが・・・いつになったらステーキパイは量が多いっちゅうのをわかるんだろうねぇ・・・これで3回目・・・。

Stormness marinated Herring Madeiraそしてデザートをオーダーしようとメニューをもらった。でも、ちょっとアイスクリームサンデーをオーダーするのは恥ずかしい。でもOrkney Icecreamは食べたい・・・。よし、アイスだけにしよう。
Selection of Orkney Ice Creamをオーダー。バニラ、キャラメル、ミントの3種類の盛合せ。比較的さっぱりとした甘さでスムースな食感。
でも、Highland Park Caramel Sourceってどんな味なんやろうなぁ・・・次回は挑戦しよう。

いやいや、今日のDinnerは大変おいしかった。Orkneyっちゅうところはおいしいものがいっぱいあるとこです。