Top
10/25
10/26
10/27
10/28
10/29
10/30
10/31
11/1
11/2
11/3
| Home | Index | Back | Next |
Photo: Strath Spey
Cardhu_Distillery: Glenfarclas_Distillery: Glenlivet_Distillery: Imperial_Distillery: Macallan_Distillery: Tamnavulin_Distillery

Say good bye to Dufftown

今日はDufftownを立つ日。しかしあいにくの雨。昨日より悪そうだ。
吉越さんとは10時にTower Clockで待ち合わせ。それまで、Dufftownの町の風景を撮る。そして、宿の御主人にお礼を言ってDufftownを後にする。素晴らしい町の思い出と共にCraigellachieへ向かう。やはり、いい町だった。また来たいものだ。

Highlander Inn Craigellachieは山間の小さな町だ。斜面に出来ているので、道のUpdownが多い。
とりあえず宿を決めよう。Craigellachie Hotelに泊まろうかとも思ったけど、ここは100ポンド(約19,000円)ぐらいする。Barにモルトが揃っているのは魅力だけどちょっと高い。まずはHighlander Innに行く。部屋が空いていたのでここに決定。35ポンド(約6,300円)とB&Bとしては高めだが部屋も広いし、ここのパブにもモルトが多く揃っているみたいだ。

荷物を置いて、さっそくMacallanに向かう。今年のパンフレットを見ていると特に予約の必要はなさそうだったが宿の主人がMacallanは予約しないとだめだと言っていたので、電話をしてもらった。
蒸留所は非常に美しい場所にある。小雨が降っていて残念だがScottish Weatherも魅力の一つ。今年からvisitor Centreが新しくなったみたいだ。木を基調とした、周囲の景観に合った建物の中にReceptionがある。壁にはオリジナルのオールドボトルが飾られていた。

Macallanのウォッシュスティルガイドの方の案内で蒸留所内部を見学。ストロボを使用しなければ写真撮影はOKとのことで三脚を準備して万全を期す。
モルトは基本的な製造法はいっしょでも各蒸留所で随分と違う。特にスティルハウス内部は一番個性が現れるのではないだろうか。 ガイドの方の非常にていねいな説明でよく理解することが出来た。ウェアハウスでは1954 Vintageの樽から香りを嗅いだが、それはそれは素晴らしいものだった。ここまでくれば芸術品。香りだけで酔ってしまいそうだった。

母なる河、River Spey

スペイ川の橋の上からその後、River Speyの上流へ向かう。美しい風景の中を走り、蒸留所に立ち寄る。多くの蒸留所は工場のようで味気ない。自社でモルティングしているところは少ないので、飾りでしかないモルトキルン、パゴダは残さないのかな。でも蒸留所の風景にパゴダはいるでしょ。

Imperial Distillery山あいの町、CarronにはImperialがある。蒸留所は赤茶色の建物が並んだ、古い工場のような感じでまわりの風景と、とても合っていた。そのすぐ近くにRiver Speyを渡る橋があった。非常にいい眺めだったが天気が良ければもっと素晴らしいのだろう。

Glenfarclas Distilleryのvisitor Centre Glenfarclasには、かろうじてパゴダが残っていた・・・。

Cardhu DistilleryCardhuはモルトキルンとパゴダが残っていた。時間が無いので見学はせずに写真と買い物だけ。このあたりの蒸留所は車じゃないと絶対に来れない。

リベット谷のWhisky

Glenlivet Distilleryそして今日の最終目的地、Glenlivetに到着。内部見学はせずにミュージアムの見学だけ。Glenlivetも完全に工場のような建物だ。Shopで12年の旧ボトルがあったので購入。

Glenlivet Distilleryその後、蒸留所を離れ、よく本などで紹介されている写真のアングルが撮れる場所を探した。Black Face Sheepが興味深げにこちらを見ている。とりあえず何枚か撮るが雨が降っている上に日が暮れてきたので非常に難しいものとなった。

Tamnavulin-Glenlivet Distillery帰り道にTamnavulinを通る。名前の由来の水車小屋に似せて造ったvisitor Centreが建っていたが、生産は現在休止中でここも閉まっているのだろう。看板の文字が何個か抜けていたのが寂しい。

夜はHighlander Innのパブでモルトを飲む。ここのパブもモルトが揃っている。何にしようかなと迷ったがやはり、この地のモルト、Macallanにしよう。10年物で2.40ポンド(約450円)と、非常に安い。あのウェアハウスを見た後なので味わいはまた格別。

壁を見るとCask ale "Nessie's"のサインがあった。その名の通り、怪獣が描かれている。珍しいエールなのかな?。とりあえずハーフで飲んでみよう。ポンプにはTomintoul Breweryと書いてあった。小さい醸造所なのだろう。味わいは非常にフルーティ。ベルギーのフルーツビールまではいかないが少しBerry系の味と香りがした。

明日はSpeysideの最後の町、Elginへ向かう。